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シリーズ 公立高校入試制度について⑤

シリーズ 公立高校入試制度についての5回目です。

今回は、「⑤調査書・学力検査・面接・(特色検査)の比率は各高校で異なる。」です。

 

各高校により、「調査書:学力検査:面接:(特色検査)」を決めることができます。

ただし、各資料2以上の整数値で、調査書・学力検査・面接の比率の合計が10になるように配分しなければなりません。

また、特色検査を実施する高校は、5以下の整数値で、比率合計の10に加えることができます。

 

では、具体的にどのように比率がかけられるのか見ていきます。

まず、以下の用語を確認していきます。

□a値

調査書の評定135点満点(シリーズ③をご覧下さい。)を100点満点に換算した数値をa値と呼びます。

□b値

学力検査500点満点(シリーズ②をご覧下さい。)を100点満点に換算した数値をb値と呼びます。

□c値

面接100点満点をc値と呼びます。

□d値

特色検査100点満点(シリーズ④をご覧下さい。)をd値と呼んでいます。

これは実施した高校がある場合に使われます。

 

比率は以下のS値という計算式で使われます。

S値=a値×調査書比率f(2以上の数値)+b値×学力検査比率g(2以上の数値)+c値×面接比率h(2以上の数値)+{d値×特色検査比率(5以下の数値)}

この計算式で計算されたS値は1000点満点になります。

 

さて、比率の組み合わせは、全部で15パターンありますが、

近隣の高校で一番多く採用されている比率が「調査書:学力検査:面接=4:4:2」というものです。

これをS値の計算式に入れると

S値=a値100点×4(調)+b値100点×4(学)+c値100点×2(面)=1000点になります。

また、学力重視の高校では「調査書:学力検査:面接=3:5:2」を採用することが多いです。

S値=a値100点×3(調)+b値100点×5(学)+c値100点×2(面)=1000点になります。

 

他にも、「5:3:2」「4:4:3」などの比率を採用する高校があります。

自分の受験する高校がどの比率を採用している確認し、調査書を重視しているのか学力検査を重視しているのか程度は把握しておく必要があります。

~~~参考までに、近隣の高校で採用されている比率~~~

「3:5:2」(学力重視型)

湘南、鎌倉、大船、七里ヶ浜、藤沢清流、茅ヶ崎北陵、平塚江南、秦野、小田原、厚木、海老名、厚木清南、大和、座間、大和西など

「4:4:2」(バランス均衡型)

湘南台、藤沢西、深沢、藤沢総合、鶴嶺、茅ヶ崎、茅ヶ崎西浜、大磯、高浜、伊志田、秦野曽屋、伊勢原、足柄、山北、有馬、厚木西、大和南、座間総合など

「4:3:3」(面接重視型)

平塚湘風、秦野総合など

「5:3:2」(調査書重視型)

寒川、二宮、西湘、吉田島総合、厚木東、愛川、綾瀬、大和東、綾瀬西など

 

 

最後に、具体的な選抜方法を見てみます。

選考には、大きく分けて2つあります。

第1次選考

この選考は、募集定員の90%までを決める選考で、先ほど説明したS値の順に選考します。

第2次選考

この選考は、募集定員の残り10%を決める選考で、資料の整わない受験生にも配慮し、学力検査・面接・(特色検査)の結果で選考します。要するに、調査書の評定を見ません。

 

以上、「調査書・学力検査・面接・(特色検査)の比率は各高校で異なる。」を見てきました。

 

今後、進学情報分析室では、各高校のおおよそのボーダーS値を算出していきます。

それに基づき、受験生・保護者の皆様の進学指導にあたることになります。

 

シリーズで書いてきましたが、受験に対してのご相談はお近くの学心塾またはKGMARKSにお尋ねください。

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